私たちは今、「自己責任」という世界にいます。そこには多様な価値観があり、真意の分からない膨大な情報が溢れています。終身雇用も過去の話となり、大企業に勤めていたとしても、この先どうなるか分かりません。

一方で、同世代に目を向ければ「ノマド」のように、仕事スタイルを自分で選択するなど個人の働き方にも大きな変化が現れています。一体、何が正解なのでしょうか。

間違った選択で人生を台無しにしたくないけれど、目に見える「リアルな基準」を求めることができないのが現代という時代です。ゆえに、多くの人たちは判断に困り、ときに自分をコントロールできず苦しんでいます。

そうした状況にあって、周囲に流されることなく自分の人生、生き方を見つめ直し、本当に自分に適した居場所を築いていくための「セルフマネジメント能力」が欠かせないものとなりました。

「いつも結果を出す自分になりたい」
「ネガティブな考え方を変えて、いつも前向きに生きていきたい」
「お酒、たばこなどの習慣に依存する自分を変えたい」

このように、自分に対する様々な願望を強く抱く人は多いことでしょう。しかしながら、実際にはできていない人がほとんどです。悪い習慣を改めたり、自分の感情をコントロールしたり、誘惑を断ち切ったりするのは、年収を2倍に増やすよりもはるかに難しいことです。

なぜ人は、自分を思うようにマネジメントできないのでしょう？ 大半の人は、その原因を「意志が弱いから」と考えいます。

しかし、その考え方自体が、私たちの変化を邪魔しているのです。意志が強ければ、「人一倍努力できる・感情も抑えられる・ダイエットも禁煙も成功できる」、まずはそういう人に変わらなければ…というのは間違いなのです。

私たちが、「何か目的を叶えたいとき」、「イライラを抑えたいとき」、「ダイエットや禁煙を成功させたいとき」、いったいどのような状況になればいいのでしょうか？

「目的を達成できる意志が強い自分に変わる」
「イライラを抑えられる意志が強い自分に変わる」
「ダイエットや禁煙を成功させる意志が強い自分に変わる」

このようになることが目標ではありません。
必要なのは、

「目標を達成できた」
「イライラを抑えた」
「ダイエットをした」
「禁煙をした」

という結果を得ることです。結果を導き出すのは「行動」しかありません。どれほど強い意志があろうと行動なきところに結果は生まれません。逆に意志は弱くても、行動すれば結果は出ます。分かりやすい「行動」にフォーカスすればいいのに、その前に「意志」とう極めて不明瞭で高いハードルを置いてしまっているため、自分自身をマネジメントできないのです。

人間の意志はあまりアテにならないものです。私たち人間には、人間ならではの「思考のクセ」があります。そのクセのために、どうしても悪い方向にものを考えるのが人間であり、「強い意志で物事を正しく選ぶ」などということは苦手なのです。

実際に行動による結果を出せば、それによって自信がついてマインドにもいい影響を与えます。いい結果を前にして、私たちはまるで、自分が意志の強い人間になったような気分になることでしょう。

またそれによって「相乗効果」も生まれます。例えば、ダイエットに成功できたら、「次は禁煙もできる」と思えるでしょう。「できる」と思えたことは大抵実現できますから、次々とやり遂げられることが増えていくのです。

このセミナーで皆さんに目指して頂くことは、「意志が強い自分」に変わることではなく、 「結果が出せる自分」に変わることです。意志の強さに行動を起こせる人になるのではなく、行動が導き出した結果によって意志をコントロールできる人になることです。

まずはこのセミナーでお伝えする行動科学セルフマネジメント・メソッドを小さくでも結構ですから、実際に「実践＝行動」してみて下さい。驚くほど効率よく、自分自身をマネジメント・コントロールできるスキルを身につけることができるでしょう。

石田淳が提唱する「行動科学セルフマネジメント術」は、認知行動法・第三世代のマインドフルネス・アクセプタンス行動法をベースとして、ビジネスからメンタルケアまで幅広くサポートしています。

2012年前半期から、社員研修・新人研修等で実際に導入され、大きな効果を発揮しています。 行動科学セルフマネジメント術の大きな特徴は『認知を変える』ことです。ある物事・出来事を自分がどう見てどうとらえるのか、それが重要です。物事・出来事自体に実は特別な意味なく、そこに意味づけしているのは人間の認知です。

認知を変えることで現実をありのままに見て、受け入れ、最善の行動を起こし、それを継続する。そして自立し『結果を残せるパフォーマンス型人材』へと各個人が変化する…

これが行動科学セルフマネジメントの最終目標なのです。

ご一読いただきまして、ありがとうございました。

「1年の目標を確実に達成するための行動科学セルフマネジメントセミナー」というタイトルにしましたのも、2013年7月に書籍「人生を変える行動科学セルフマネジメント」を出版しましたときに、非常に多くの読者の方から、「やる気はあるものの、途中で挫折してしまう」「1年を終えた時には目標をあまり達成できていない」「自分自身の管理能力のなさに愕然としています」という声を頂いたことにあります。

これはとてももったいないことで、理にかなったセルフマネジメント力があれば、かなりの確率で1年間の目標を達成、もしくはその一歩手前まで近づくことができるからです。目標達成のための「自己管理スキル＝セルフマネジメント力」がほんの少し足りなかっただけなのです。

新年より、皆さまの1年の目標を達成することができる「行動科学セルフマネジメント力」を身につけ、また併せて、状況分析力・行動力・突破力・継続力を培っていただき、自立し結果を残せる「パフォーマンス型人材」へ変化される機会として、このセミナーをご活用いただければ幸いです。

みなさんとお会いできるのを楽しみにしています。

今から５０年前にアメリカの心理学者Ｂ．Ｆスキナー氏が、「行動分析学」という学問を起こし、そこから発展してきたマネジメント手法です。なかでも、私たちが日常的な場面で遭遇するさまざまな問題に対して、行動分析学が明らかにした人間の行動原理を応用する実学を「応用行動分析学」と呼びます。この考え方を、チームマネジメントやセルフマネジメントに応用し、日本風にアレンジしたものが行動科学マネジメントです。

行動科学マネジメントは、"科学"であるが故に 「性別、能力、意志、やる気に関係なく短期間で即戦力化させる」画期的な手法です。ここ数年、業種・業界を問わず、多くの組織が人材育成やマネジメントに行動科学を利用し始めています。

この行動科学マネジメントがＴＶ・メディア・書籍でも高く評価され、多くの企業からご支持を頂くのは、今の時代に合わせた方法で、しかも『科学的な理論』を使って、 実際に日米で成果を上げているからなのです。
＞＞メディア掲載　＞＞行動科学マネジメント書籍

元々アメリカのビジネス界で大きな成果を上げている行動分析、行動心理を元に作られ、精神論とは一切関係なく「行動に焦点をあて、誰がやっても成果を生み出す」科学的で実用的なメソッドとして注目を浴びました。

そしてこのメソッドを導入した、ボーイング・NASA・３Ｍ・ウォルマート… などの欧米一流企業が次々と大成功を収めたのです。現在も、全米６０３社、日本でも１２５４社の導入による成功実績が証明され、大企業から中小企業まで応用できる極めてシンプルなメソッドとしてご支持を頂いております。

・どなたでも参加可

※個人参加・同業の方はご遠慮ください

・目標達成のためのセルフマネジメント力
・今ある状況を分析して、自ら課題や問題を発見する状況分析力
・発見した課題や問題をクリアしていく行動力
・自分自身の現状フレームを壊すことができる突破力
・決めた行動を目標達成地点まで続けることができる継続力

■セルフマネジメント実践-- 認知編
・認知転換法とポイント
・認知転換による行動促進
・「待つ力」を強化する
・「内省力」を強化する①
・「内省力」を強化する②

■セルフマネジメント実践-- 継続編
・継続に必要なもの
・不足行動とライバル行動
・行動具体化の法則
・グループワーク
・行動継続化の3 法則
・継続実践の5 段階プロセス
・継続サポートオプション

■セルフマネジメント実践-- 強化編
・セルフフレーム・コントロール
・エンデュランス・マインドを培う　など…


※内容は若干変更することがございます。

【参加資格条件】：どなたでも参加可　※同業の方はご遠慮ください

【講師】：石田淳
【日程】：2014年1月15日(水)
【時間】：13：30～16：30
【会場】：東京都港区北青山2-7-26 フジビル28 　クロスコープ青山　9F会議室
【定員】：満員御礼　※5席増席しましたのでお申込み可能になりました
【費用】：5名増席分-早割謝恩価格30,000円⇒26,000円（税込）
【特典】：新刊書籍プレゼント「行動科学で人生がみるみる変わる！「結果」が出る習慣術」

【お問合せ】：http://www.will-pm.jp/contact/